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今年は激動すぎて,自分が今年1年何をしたのか,何が何やらわかっていません……! まとめながら,振り返ってみたいと思います。
論文
- オンラインPCAGIPの実践と検討 (押江隆・石川智香子・岩野光・葉柴由佳・堺香穂・髙橋亨輔・柳原真子)
- アンドロイドは人間性心理学の夢を見るか? (押江隆・上西裕之・田中秀男・髙橋紀子)
- コミュニティの危機と再生 (押江隆)
学会発表
- 主訴を語らないクライエントのパーソン・センタード・セラピー (押江隆)
- パーソン・センタード・セラピーの⽴場からみたオープン・ダイアローグの⼀事例 (植野詠土・中西一期・野﨑倫日・押江隆)
- 対人関係において逃避する不登校児童生徒に対する支援方法の検討 (白坂緋里・押江隆)
- 教職員を対象としたPCAグループによる人間関係の変容について (植野詠土・中西一期・野﨑倫日・押江隆)
自主シンポジウム
- パーソン・センタード・セラピーとオープン・ダイアローグの邂逅 (押江隆・浅井伸彦・大石英史・田中とう子)
- 心理臨床コミュニティの創造と共栄: 臨床家コミュニティ・自助コミュニティの多様性 (浅井伸彦・浜内彩乃・岡村優希・押江隆)
講演会・研修会等
- ベーシック・エンカウンター・グループ(研修会) (押江隆・坂本和久・猪熊晃・南奈美)
- 関係のなかを生きる(研修会) (押江隆・植野詠土・中西一期・野﨑倫日・河合瑞月・白坂緋里・畑綾佳・今井結雅・藤原陽央・升谷綾・内田貴義)
- 青年心理入門(研修会) (押江隆)
- 心理臨床の本質は結局のところ人と人との出会いである(講演会) (押江隆)
- セラピスト・フォーカシングと成長モデルの心理臨床(研修会)
今年はお別れの1年ということもあり,学生さんと丁寧に時間を過ごすことを大切にしてきたつもりだったので,あまり大した仕事はできていないと思っていたのですが,意外といろいろやってましたねー。
論文のうち3.は,ウクライナ問題を取り上げる等,けっこうな背伸びをしました。知らないことだらけで,勉強不足を痛感しましたが,ある尊敬してやまない先生にお褒めの言葉をご丁寧にメールでいただき,本当にうれしかったです。1.にしても2.にしても,WebexやらChatGPTを取り上げていて,なんだか今年は時流に乗った話題を取り上げる1年でしたねえ。
学会発表のうち1.と2.は,発表直前にコロナに感染してしまい,本当に大変でした……。どちらも事例研究ですが,これ,どちらもコロナ禍で学会がオンラインになってしまい,発表を保留していたものだったんですよね。ようやく日の目を見ることができました。どちらも発表できて,本当によかったです。発表をご快諾いただいた,クライエントさんに心から感謝です。
学会発表のうち3.と4.は学生さんが大活躍しました。どちらも愛媛での発表だったんですが,強風でフェリーが欠航になり,僕は会場にたどりつけなかったんですよね。学生さんが自分たちの力で立派に発表してくれました。ありがとうございました。
講演会・研修会は,なんといっても2.が自分にとっては感慨深いものでした。学校のなかで,たくさんの学生さんや長期研修生さんと一緒に,PCAグループという心理臨床の技法による教員研修がやれたというのは,ちょっとすごい話だと思います。教員免許をもっていない,何も知らない心理臨床畑の自分が,教育学部で12年かけてやってきたことの集大成のように思い,感無量でした。ご協力いただいた学生さん,長期研修生さん,ご参加いただいた先生方,本当にありがとうございました。
講演会・研修会のうち4.は,次の職場の学生さんに向けてお話をさせていただくもので,とても緊張しましたが,聞いてくださった方がたくさん感想を寄せてくださり(41ページ!),内容もとても好意的で,本当にうれしかったです。素直にがんばろう,という気持ちになれました。ありがとうございました。
さて,「最後までやり通す」が今年の抱負だったんですが,これはかなりいい線いっていたように思います。保留にしていた発表もできましたし,ずっとやりたかったベーシック・エンカウンター・グループもやれました。『スーパーマリオRPG』でスーパージャンプも30回達成しましたしね!(そこ?)
積み残しになっていることもあるといえばあるのですが,それはそれでちゃんと覚えておいて,今後につないでいきたいところですね。来年この記事を書く頃は福岡か……。
というわけで,来年もどうぞよろしくお願いいたします。