2016年1月3日日曜日

2016年を迎えて

あけましておめでとうございます。
去年の抱負は「地に足をつけて生きる」だったわけですが,今年の抱負はどうしようかなとぼやぼやと考えていました。何かが浮かび,そのたびに何だったか忘れる,みたいなのを繰り返しながら,どうしようかな,と。
去年の「地に足をつけて生きる」については,年末の振り返りにも書いたように,割といい線いってたと思っています。自炊は秋くらいからあんまり続かなくなりましたけど,まあそれでもそこそこ楽しくやることができたと思いましたし,服装も髪型も変わりました。「なんかおしゃれになったね」と言われることも増えてきました。作戦成功ですね(?)。
ところでこのブログのタイトルは『川の流れのように』の英訳です。演歌にはまったく詳しくないですけど,名曲ですよね。秋元康氏はいい歌詞を書きます。
座右の銘というほどでもないんだけど,私のこれまでの信条として,「流されることなく,流れるように生きる」というものがあります。これまでの人生を振り返ってみると,「自分の生の流れに逆らうと,しっぺ返しをくらう。流れに逆らうことなく,かといって流されることなく,パドルを自分の手で握りながらも,流れるように生きていきたい」といつも考えて,生きてきたように思います。
このような生き方は,これまでの私の人生そのもので,かなり気に入っているのですが,一方で「自分で決める,選びとる」ことには疎かったようにも思います。人生の岐路において,その後の道を選ぶとき,「生きていくためには,この道を進むしかない」という選び方が多かったように思うのです。実際その通りでしたし,決して後悔はしていませんが,それは一方で消極的な選択であったようにも感じています。制限があることって,ある意味で楽なんですよね。自分の意志で決める必要がないわけですから。
「地に足をつけて生き」ながら,また自分の家族観をゆっくり時間をかけて再構成しながら,去年の私は1年かけて「流れる」だけでなく「自分で決める,選びとる」ことの大切さを学んできたように思います。
そこで,今年の抱負は「自分の手で流れを決める」ことにしたいと思います。「流れるように」,ある意味で「仕方なく」選ぶだけでなく,制限に甘んじることなく「自分がやりたいように,自分の意志で決める」,ある意味で「わがままになる」ことを目標に,生きていきたいと思っています。
相変わらず抽象的なことをくよくよと考えるめんどくさいやつですが,今年もどうぞよろしくお願い致します。